戸襖(とぶすま)の貼替(*´▽`*)下地の修復作業が手間取りそうです( ゚Д゚)
2014.12.02 | Work | tag:
こだわり
みなさまこんばんわ(*´▽`*) 片山建具店の襖師 水内 誠人です(*’ω’*)
今日は先日、ご依頼頂きました襖の貼替を引き取りに
お客様のお宅へお伺いさせて頂きました。(*^-^*)
ご依頼されました貼替の中に戸襖(とぶすま)と呼ばれる片面はベニヤ下地の
化粧合板、もう一方の片面に襖紙を貼る仕様になっている建具が有りました。
主に洋室と和室の境に使用される建具(たてぐ)です
この建具は張り替える為に一度表面に張られている既存の襖紙を
はがす作業から始めます(*’ω’*)
一度表面を水、または温水で濡らしてから紙を剥がすのですが
紙を剥がしてみたらなんと
ベニヤが痛み過ぎていて亀裂やへこみが多数
出現しました( ゚Д゚)( ゚Д゚)
ベニヤ板は経年劣化(湿気や地域の気候によって異なりますが)
によって積層部分の剥離や表面が裂けたりといった損傷が出てきます。
画像では分かりにくいですが水色の円の箇所のベニヤの表面が
裂けていました
この亀裂を修復しないでこのまま紙を貼ってしまうと
亀裂の形が全部襖紙に出てしまいます。(´゚д゚`)
これから表面をパテ処理したり、その他もろもろで
修復作業をしていきます(´・ω・`)
まだまだ大変ですが頑張って直していきます!!
全ては新しく生まれ変わった襖を心待ちになさっている
お客様の為・・・!!!( *´艸`)!!!
完成品はまた後日アップさせて頂きます。
見えない所も丁寧に!!片山建具店のこだわりが光る作業です。
お客様の大事な襖の為に見えない所にもひと手間かける(有)片山建具店
(かたやまたてぐてん)襖の貼替なら岡山の(有)片山建具店へ!!
若人襖師、水内 誠人でした(*´▽`*)
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